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沖縄戦を前に集団疎開した南風原町の人達が戦争の記憶を語り継ぐための記念碑を作り6月20日に除幕式が行われました。

この記念碑は沖縄戦が始まる直前の1944年、学童疎開船に乗って熊本県と宮崎県に疎開した南風原国民学校の卒業生が完成させたものです。

6月20日に行われた除幕式には城間俊安南風原町長や国民学校の卒業生らがおよそ50人が集まり記念碑の完成を祝いました。南風原町から学童疎開した児童はあわせて270人いました。

疎開に参加した大城清一さんは、アメリカ軍の魚雷攻撃に怯えながら夜を過ごした記憶を語り、弱いものが犠牲になる戦争を二度と繰り返してはならないと訴えていました。