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仲井真知事は3日、アメリカ軍が実弾射撃訓練を実施している久米島町の鳥島射爆場を視察しました。久米島の北およそ28キロの地点にある鳥島は、戦後アメリカ軍の実弾射撃練習場として使われていて、航空自衛隊も共同使用しています。

3日に初めて島を視察した仲井真知事は剥き出しになった山肌にアメリカ軍の戦闘機が撃ち込んだ演習弾が突き刺さった様子を間近で見て、仲井真知事は「点々と(山肌に)傷がついているのは、砲弾をぶつけたんでしょうね」と驚きを隠しませんでした。

そして漁業関係者が「形状が去年とまるっきり変わっています」と話すと「1年でそんなに違いますか。無惨ですね」とさらに驚いた様子でした。また漁業組合の関係者が「あと4〜5年実弾演習が続けば島はなくなる」と説明すると「なるべく早く返還させるよう努力したい」と述べました。