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4月9日、辺戸岬に鹿児島からウインドサーフィンで28日かけて海を渡ってきた男性が辿り着きました。移動距離は657キロでした。

子どもたちから拍手と歓声で出迎えられたのはプロウインドサーファーの中里尚雄さんです。3月13日、鹿児島の桜島を出発。その直後にろっ骨を2本骨折するという大ケガにも見舞われましたが、14の島々を経由し、28日かけて無事に辺戸岬にゴールしました。

出迎えた児童の代表は「簡単に夢を諦めてはいけないんだということを身をもって示したかったからだと思います」と中里さんのゴールを歓迎しました。辺戸岬では北国小学校の子どもたちに、鹿児島県の子どもたちから託された夢をつづったメッセージを手渡しました。

また、10日には北国小学校の子ども達たちと交流会に臨み、苦しいときに周りに支えられてきたという思いから中里さんは「みんな困っている人がいたら頑張ってって言い合えるような仲になってほしいです」というメッセージを贈りました。