※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

教職員による生徒への体罰や親から子どもへの虐待など、2008年1年間に県内で法務局が受けた「人権侵犯事件」は、300件を超えていることが分かりました。

那覇地方法務局によりますと、2008年1年間の「人権侵犯事件」の件数は335件に上っています。中でも夫の妻に対する暴行や児童への虐待など「暴行虐待」が130件と最も多く、全体の38パーセントとその割合が全国平均を大きく上回っています。

中には母親の再婚相手から「しつけ」と称して頭や顔を殴られ、「殺すぞ」などと暴言を受けたにもかかわらず母親の助けも得られなかったため、直接、法務局に連絡した小学生の事例もあり、弱い立場の妻や子どもが被害にあっているケースが目立っています。