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糸満市で県内で最大規模の防災訓練が行われました。重点が置かれたのは、消防や医療など各団体の「連携」です。ことしで20回目となる総合防災訓練に参加したのは、消防や自衛隊など2500人です。

訓練は震度6弱の地震が街を襲ったと想定。まず情報収集部隊が被災状況の確認に当たります。車に閉じ込められた被災者を発見すると、すぐに現場の詳しい状況を通報。特殊な機械を持った警察の部隊を呼び、車の屋根を切断し救出しました。先発隊が正確な現場の情報を送り、それぞれの現場に応じた資機材を調達していました。

実践的な工夫ではサイレントタイムと言って、救助を求める人たちの小さな声でも聞き取るために、特別に設ける時間をとる訓練もありました。

このほかライフラインを迅速に復旧するための対応も確認し、訓練は滞りなく終了。ことしは世界的に大規模地震などの災害が相次いでいるだけに、参加者らは真剣な様子で取り組んでいました。