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宮古島市のかんがい施設の整備事業で、工事が完了していないにもかかわらず県にうその報告をし、業者に工事代金を支払っていたことが明らかになりました。

この事業は国からの補助金5億9000万円を受け、およそ6年かけ宮古島市宮原地区に農業用の施設を整備するものです。

2006年度の繰り越し事業で使い切る予算をスプリンクラー設置などかんがい整備に充てるとして市が業者に発注しましたが、実際には工事は行われないまま工期の期限が過ぎ、業者に代金が支払われていました。

これらに関わっていた職員は事実を認めていて、工事終了後にチェックをする財政課の検査員もうその工事完了の書類を提出していました。

宮古島市では14日付けで調査委員会を立ち上げ、職員の処分や補助金の返還も視野に対応を検討しています。