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選抜高校野球 沖尚9年ぶり2度目の優勝

 
聖望学園 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
沖縄尚学 1 1 4 0 3 0 0 0 x 9
News Photo

沖縄とアルプスが歓喜の渦に包まれた。選抜高校野球大会、4日に行われた決勝戦は、沖縄尚学が埼玉の聖望学園を9対0で下し、9年ぶり2度目の優勝。紫紺の優勝旗が再び海を渡る。

午後0時30分に始まった決勝戦は沖尚打線が爆発。聖望学園のエース大塚の立ち上がりを攻めた沖尚は、2回までに2点を奪い、リードする。

さらに3回には1死の後、3番主将の西銘。もう少しでホームランかというレフト越えの3塁打。4番仲宗根はスクイズに失敗するも、気持ちを切り替えた強振はライトへのタイムリーヒット。西銘が3点目のホームを踏む。ここから沖尚の怒涛の攻めが展開。5番波照間や7番新垣、さらにエース東浜もヒットを放ち、3回だけで一挙4点。6対0と序盤で試合をほぼ決定付ける。

さらに5回には1番伊古が右中間を破るタイムリー。俊足を飛ばしてダメ押しとなる大会14号のランニングホームランが飛び出すと、アルプスのボルテージは最高潮に。

唯一苦しかったのは7回、満塁の場面を迎えるが、後続をしっかり打ち取ってピンチを切り抜けた。

そして最終回、マウンド上の東浜は大きく深呼吸をした。最後は空振り三振でゲームセット。甲子園は歓喜に包まれ、沖縄尚学が9年ぶり2度目の全国制覇を勝ち取った。

 
聖望学園 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
沖縄尚学 1 1 4 0 3 0 0 0 x 9
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沖縄とアルプスが歓喜の渦に包まれた。選抜高校野球大会、4日に行われた決勝戦は、沖縄尚学が埼玉の聖望学園を9対0で下し、9年ぶり2度目の優勝。紫紺の優勝旗が再び海を渡る。

午後0時30分に始まった決勝戦は沖尚打線が爆発。聖望学園のエース大塚の立ち上がりを攻めた沖尚は、2回までに2点を奪い、リードする。

さらに3回には1死の後、3番主将の西銘。もう少しでホームランかというレフト越えの3塁打。4番仲宗根はスクイズに失敗するも、気持ちを切り替えた強振はライトへのタイムリーヒット。西銘が3点目のホームを踏む。ここから沖尚の怒涛の攻めが展開。5番波照間や7番新垣、さらにエース東浜もヒットを放ち、3回だけで一挙4点。6対0と序盤で試合をほぼ決定付ける。

さらに5回には1番伊古が右中間を破るタイムリー。俊足を飛ばしてダメ押しとなる大会14号のランニングホームランが飛び出すと、アルプスのボルテージは最高潮に。

唯一苦しかったのは7回、満塁の場面を迎えるが、後続をしっかり打ち取ってピンチを切り抜けた。

そして最終回、マウンド上の東浜は大きく深呼吸をした。最後は空振り三振でゲームセット。甲子園は歓喜に包まれ、沖縄尚学が9年ぶり2度目の全国制覇を勝ち取った。

長崎&広島から 優勝を祝うメッセージ

沖縄尚学が2度目の優勝を果たしたことに、1999年に初優勝を果たした監督や選手も喜びを語りました。

1999年の選抜で沖縄尚学を初優勝に導いた金城孝夫監督。現在は長崎日大高校の監督を務めていて、4日の決勝戦は野球部の合宿所で見守りました。

そして2度目の優勝が決まった直後、金城監督は、99年の優勝のときはエースで今回はチームを率いる比嘉公也監督について「(スケールの大きいチームを作った。良く鍛えたな」と語りました。そして「気候的なことなどを総合的に考えると、沖縄が夏に優勝するのは簡単ではないという考えを持っていたが、比嘉公也監督ならやってくれるんじゃないか」と期待を示しました。

また、99年の優勝チームの主将で4番打者だった広島カープの比嘉寿光選手。4日は広島県内にある球団の練習場でトレーニングをしていたところ、インタビューに応じ、「僕らのときよりみんな堂々としていて、自信を持っているように見えた。後輩が頑張っているのを見ると自分も頑張ろうと思う」と語り、後輩達の再びの快挙にエネルギーを得た様子でした。