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工業高校でデザインを学ぶ生徒たちの卒業制作展が10日浦添市の美術館で始まりました。会場には浦添工業高校デザイン科の3年生57人が手がけた絵画や彫刻などおよそ120点が紹介されています。

生徒たちが互いの顔を和紙でかたどった立体造形は教科書検定問題が注目される中、改めて沖縄戦で犠牲になった若者たちのことを学び今を生きる自分たちの姿を記録して、命の重さについて問いかけようと制作した作品です。またコンピュータグラフィックさながらの手書きの水彩画は細かい描写が高く評価されています。この卒業制作展は浦添市美術館で13日まで開かれています。