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大型で猛烈な台風15号は、勢力を保ちながら北上し、この時間、石垣島に最も近づいています。

大型で猛烈な台風15号は石垣島地方に最も接近していて、きょう6日午前11時には与那国の南東およそ50キロにあり、中心の気圧は920ヘクトパスカル、中心付近の最大瞬間風速は75メートルに達しているとみられます。

台風が最も近づいている石垣島は、午前8時40分に最大瞬間風速59.6メートルを記録するなど大荒れの天気で、石垣市は猛烈な雨と風が続いています。

この影響で、石垣と宮古から那覇や本土を結ぶ空の便は、6日は全便の欠航が決まっていて、多くの観光客が足止めされています。

また6日午前10時現在、石垣や竹富などのおよそ1万4000世帯が停電していて、12世帯32人が自主避難しています。

このほか、宮古島市内で50代の女性が割れたガラスで軽傷を負っています。八重山地方は大雨による土砂災害の危険度が非常に高くなっているということで、十分な警戒が必要です。