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岸田文雄沖縄担当大臣がきのうときょうの2日間、県内各地を視察し、市町村長らと意見交換しました。岸本記者です。

プライベートで足を運んで以来、20年ぶりに糸満市摩文仁を訪問した岸田文雄新沖縄担当大臣。

8年前にリニューアルされた平和祈念資料館を初めて訪れた大臣は、沖縄戦で起きた集団自決への日本軍の強制に関する教科書検定問題への見解を問われると次のように答えました。

岸田大臣「事実関係について触れることは控えさせて頂きますが、沖縄の皆様が国内最大の地上戦の中でどんなに苦しい思いをされたか、また、このことに対する沖縄県民の皆様方の思いの深さを今、強く感じます」

岸本記者「教科書の検定問題については詳しい言及を避けた岸田大臣。きょうは仲井真知事と経済や基地問題について議論します」

会談の冒頭、就任のお祝いとしてかりゆしウェアをプレゼントした仲井真知事は、8項目を盛り込んだ県の要望書を大臣に手渡し、那覇空港にもう一本の滑走路を早期に造ることや情報通信産業の振興、また、アメリカ軍の運用に伴う様々な事件・事故の防止を強く要求しました。

岸田大臣はこの後恩納村を訪れ、最先端の科学技術の研究を行う大学院大学の70ヘクタールに及ぶ建設予定地を視察し、北部12市町村の代表と意見交換を行いました。

この中で島袋名護市長は、辺野古での基地建設の位置について、名護市など関係市町村はできるだけ沖合いにずらすよう求めてはいるものの、アメリカ軍再編には基本的に協力する立場だとして、より一層の振興策を求めました。

島袋市長「今後も内閣府のご理解によりまして、確実に予算が確保できますよう特段のご配慮をお願いします」

その後、宜野湾市の嘉数高台から普天間基地を視察した大臣は印象を次のように語りました。

岸田大臣「多くの皆様の意見を伺わなくてはならない。しかし、移設に向けては皆が協力することによって理解を進め、その結果として実現を果たしたい」

岸田大臣「(基地)負担の軽減に向け、改めてしっかり努力しなければいけない。これから始まるんだという思いで、しっかり職務に専念していきたい」

岸本記者「2日間であわせて7つの会合を精力的にこなした岸田大臣には、教科書検定や基地問題についても具体的でスピーディーな対応を期待したいものです」