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今年3月、北谷町でアメリカ軍属の息子が空気銃を発砲し、女性にケガを負わせるなどした事件の初公判が那覇地裁で開かれました。

重過失傷害や銃刀法違反の罪に問われているのは北谷町に住むアメリカ軍属の息子の19歳の少年です。

少年は今年3月、北谷町浜川の自宅アパートのベランダからスプリング式の空気銃で金属製の弾丸を発射。歩行中の女性の右胸にケガを負わせ、駐車場に停めていた車を破損させた疑いがもたれています。

20日の初公判で、少年は「間違いありません」と起訴事実を認めました。このあと、少年の母親が法廷に立ち、「事件当時、息子は心的外傷後ストレス障害PTSDとそううつで薬を服用していた」と精神的に不安定な状態だったと証言し、情状酌量を求めています。