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本島北部で取り付けられていた電線、合わせておよそ1トン分が何者かに盗まれていたことが分かりました。

沖縄電力によりますと、電線が盗まれているのを今月15日、パトロール中の社員が発見。この現場では平行に走る3本の電線がおよそ300メートルにわたって盗まれています。

電線は銅製で直径はおよそ1センチ、絶縁体の先から鋭利な工具で切断されたようなあとが残されています。こうした設置された電線の盗難は、沖縄電力名護支店で今年に入って4件発生していて、盗まれた電線は合わせておよそ2.4キロメートル、重さは1トン、被害額は93万円に上るということです。

全国で相次ぐ、金属製品の高騰を受けた窃盗事件と見られ、いずれも手口が似ていることから、同一のグループによる犯行と見られています。そのため、沖縄電力では警察に被害届けを提出したほか、管内のパトロールを強化しています。