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交通違反の取り締まりのシンボルである白バイ。22日、白バイ隊員たちが日ごろの訓練の成果を競う「安全運転競技大会」が沖縄市で開かれました。

安全運転競技会は、白バイ隊員の技術向上のために県警が毎年実施しているもので、日ごろから訓練を積んだ交通機動隊の白バイ隊員11人が腕を競いました。

22日に行われたのはバランス走行と、素早い減速と加速、そして優れたコーナーワークが求められるスラロームの2種目。

近所の住民や警察学校の生徒たちが見つめる中、隊員らはクランクを抜けたかと思うと素早く加速、その後、一気に減速してまた次のコーナーへと、800ccの白バイを自在に操っていました。

競技には3人の女性隊員も参加していて、全身のバランスを駆使し、250キロもある白バイを右に左に傾け、男性隊員にも負けない技術を披露していました。

競技の結果、男性隊員では白バイに乗って2年3ヶ月の堀之内直記巡査長が初優勝。女性隊員ではおととし全国大会でも5位に入った国吉祭巡査が3年連続の優勝を飾りました。

大会で上位に入った白バイ隊員は特別訓練を受けた後、10月に茨城県で開かれる全国大会に派遣されます。