※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
News Photo

5月8日はその語呂合わせで「ゴーヤーの日」です。県内各地でゴーヤーにちなんだイベントが開かれました。

今や全国的に知名度が高い野菜に成長したゴーヤー。ビタミンCが豊富で、夏バテ防止にもなる沖縄の夏野菜の代表格の季節到来とあって、知事も参加してのゴーヤーの旬入り宣言が行われました。

ゴーヤーはその人気の高まりと共に最近では本土でも栽培され、生産農家は本場沖縄ならではのゴーヤーを食べてほしいとアピールしていました。


ゴーヤーの日の8日、拠点産地として県から認定を受けている南城市知念では小学生が苗の植え付けを体験しました。

知念では年間およそ260トンのゴーヤーを生産していて、そのうち県外への出荷量は200トン以上と県内一を誇ります。

知念小学校では、地元の子どもたちにもゴーヤーに親しんでもらおうと10年前からJAの協力のもとゴーヤー苗の植え付けを行なっていて、3年生54人が農家から贈られた苗を職員の説明を受けながらへらで畑の土を掘り、大事そうに畑に植え付けていました。

ゴーヤーが実をつけるのはおよそ3ヶ月後。子どもたちはふっくらと瑞々しいゴーヤーが実るように願いながら、ていねいに水をやっていました。


先島では拠点産地の認定を受け、年間400トン近くを生産する宮古島市内のJAの直売所で、収穫したての新鮮なゴーヤーが販売されました。

一袋58円と市価より安く提供されたゴーヤーは飛ぶように売れ、またJA女性部によるゴーヤー料理の試食やジュースも振舞われ、直売所は一日中大賑わいでした。

一方、石垣市では生産農家ではなく、島のおじいちゃんやおばあちゃんが自宅の庭で育てたというゴーヤーの品評会が開かれました。