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嘉手納基地に所属する陸軍兵が強盗致傷の容疑で逮捕された事件を受けて沖縄市議会は18日臨時議会を開き被害者への補償と再発防止を求める抗議決議と意見書を可決しました。

臨時議会は嘉手納基地のパトリオット部隊に所属する19歳の陸軍二等兵が15日沖縄市の路上を歩いていた女性の顔面を殴り3万円の入ったショルダーバックを奪い逮捕された事件を受けて開かれました。この中で、基地に関する調査特別委員会の与那嶺克枝議員は『被害者の女性は顔や後頭部にけがを負っておりこのような行為は断じて許されない』と述べ被害者への謝罪と完全な補償、実効性のある再発防止策を求める意見書と抗議決議が全会一致で可決されました。

逮捕された2等兵は去年10月にパトリオットミサイルの配備要員として沖縄に赴任していて基地機能の強化が事件に結びついたとして反発を強めています。