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第11管区海上保安本部の通信司令システムが今年から新しくなり、海上での重大な事件や事故に対応する危機対策室も整備されきょう報道陣に公開されました。

実近記者です。危機対策室は尖閣諸島問題など、沖縄近海の事件や大規模な事故に対応するために整備され、きょうは幹部が集まり、東京と衛星回線を結んで開所式がありました。新しい通信司令システムによりこれまで離島など各地にあった通信所を廃止して、様々な情報を、11管区海上保安本部に集約することにしていて、情報伝達のスピード化が期待されています。

「今画面に映っているのは去年8月、尖閣諸島に接近しようとした外国船の映像です。新しく設置された危機対策室ではこのようにリアルタイムで現場の映像を見ながら、指揮、命令をだせるということです。」本部長「現場を目で見て判断することが極めて重要な事案なので新体制をとることで、より充実した事件対応が出来ると考えております。」現場の映像は巡視船や航空機から送信することが可能で、これらの映像は、東京の海上保安庁や総理官邸でも受信できるということです。