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11管区海上保安本部の通信司令システムが2007年から新しくなり、海上での重大な事件や事故に対応する危機対策室が報道陣に公開されました。公開された危機対策室は尖閣諸島に外国船が接近するケースなど、沖縄近海で発生する様々な問題や大規模な海難事故に対応するために新たに整備されたものです。

新しいシステムではこれまで各地の通信所を通して行っていた情報の処理作業が11管区海上保安本部の運用司令センターに集約されることになり、スピード化が図れるということです。また、危機対策室では重大な事件や事故の際、巡視船や航空機からの現場映像をリアルタイムで確認しながら、指揮や命令が出せるようになるということです。