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今月11日に東村の福地ダムで見つかった照明弾や手榴弾がようやく回収されました。回収されたのは今月11日にダムの水質を調査していた職員が発見した、長さ25センチ程度の照明弾と手のひらほどの大きさの手榴弾、そしてペイント弾です。

16日午前9時に福地ダムの船着場から県警機動隊の潜水士と陸上自衛隊の不発弾処理隊が現場に向かい、およそ3時間かけて回収しました。

また、きょうは東村の宮城村長も現場を視察しました。

弾薬類はアメリカ海兵隊が福地ダムに隣接する北部訓練場で使う予定だったものとみられ、名護署ではアメリカ軍になぜ弾薬類がダムに放置されていたのか照会することにしています。

一方、福地ダム以外の場所でも新たに照明弾らしきものが見つかりました。沖縄総合事務局が15日、4つのダムを点検した結果、新川ダムの陸地部分で照明弾とみられる危険物1個が見つかりました。照明弾らしきものは11日に福地ダムで見つかったものと形が似ているということことです。

ダムの点検はきょうも行われ、18日までに国管理すべてのダムの点検を終える予定です。