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アメリカ軍キャンプ・シュワブへのヘリ基地建設に関連し、那覇防衛施設局は9日、シュワブ内の磁気探査を実施しました。

磁気探査は名護市教育委員会が埋蔵文化財調査を行う際の安全を確保することが目的で、施設局の委託を受けた業者が滑走路の建設予定地にある兵舎の移設予定地を調査しました。その結果、市の教育委員会は施設局から「なんらかの反応があった」との連絡を受けたということです。

名護市教育委員会は安全が確認された後、早ければ11日以降に埋蔵文化財の試掘調査を開始しますが、これによって遺跡などが発見された場合には、施設局に兵舎の建設予定地の変更を求める方針です。

政府は工期を短縮する意向を示すなど、ヘリ基地の建設を急いでいますが、これに対し教育委員会の担当者は埋蔵文化財を守るため、必要な調査や措置を確実に実施するとコメントしています。