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ことし36回目をかぞえた那覇の伝統行事、大綱挽の化粧綱が一般に配布され人気を呼んでいます。

大綱挽が終わったあと切り取って参加者に手渡される綱は「嘉例綱」とよばれ、万人が願いを込め綱を挽くことから幸せを家に引き込む縁起物として多くの人に持ち帰られています。

保存会事務局には毎年綱を求める多くの声が寄せられていて、今年からこの嘉例綱の配布を決め、11日から那覇市役所で配られています。用意された嘉例綱は360本で、大綱の外側に巻かれた化粧綱と呼ばれる部分です。

長さおよそ1メートルにカットされ、市民にプレゼントされています。受け取った市民の一人は「しめ縄として家に飾り新年を迎えます」と嬉しそうに話していました。