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今週末土曜日、28日から福岡県で開幕する秋季九州高校野球大会。九州沖縄の代表18チームがしのぎを削って、熱戦が展開されますが、沖縄県代表として、春の甲子園につながるこの大会にかける2チームを紹介します。

伊志嶺監督「この新チームは、あまり期待されていなくて。ただ、期待されていないがゆえに、ある程度らくに(試合が)できたんじゃないかと思います」

県第1代表の座を獲得した八重山商工は、秋の国体終了後から新チームが本格始動。チームをつくる期間が他の学校に比べ短いハンディをものともせず、ノーシードながら県大会優勝という初の栄冠を手にした。・・・・その秘密は。

伊志嶺吉盛監督「個々の力は落ちる。3年生チームに比べるとね。落ちるけれども、まとまりがある」

金城賢司内野手「監督が(前のチームよりもチーム力があると)言ってくれたことを信じて、また甲子園に行けるようにしっかりと頑張っていきたいです」

當山徳人投手「去年のチームは、一人一人の力がかなり凄かったのですが、今年はチーム力で勝負したい」

この「チーム力」こそ、新チームの“力の原点”だ。

チームの大黒柱はクリーンナップ3番で、甲子園もレギュラーで経験している金城賢司内野手!県大会では、準決勝の場外を含む、2本のホームランを放ち、攻撃の要へと大きく成長。

金城賢司内野手「(去年の九州大会は)前のチームで優勝しているので、2連覇できるように、皆で甲子園にまた行けるように頑張っていきたいです」

この金城を中心に八重山商工得意の集中打“グルクン打線”は今年も健在!

また、投げては夏の甲子園、先発も経験した左のエース當山投手は、スピードこそないものの、コーナーを丁寧につくピッチングが持ち味。2番手の平安名投手も181センチの長身を活かし、豪快なピッチング。さらに、1年生ながらも将来性が期待される波平投手の存在もあって、投手陣の出来が勝利の行方の鍵を握りそうだ。

洲鎌朝太郎主将「(九州大会では)ベスト4に残って、先輩たちをまた甲子園に連れて行きたいです」

伊志嶺吉盛監督「(新チームのテーマは)魂!今回は野球魂で、魂の入った野球をする!」

浦添商業・島袋克也主将「(沖縄大会決勝での)この負けというのは、九州大会に向けていいスタートを切れるんじゃないかなと思います」

県大会、決勝で惜しくも敗れるも、この悔しさこそが九州大会の出発点になったと言い切ったのは、浦添商業島袋克也主将。「闘志前面」がチームテーマの浦添商業は、気持ちも常に前向きだ

伊波翔悟投手「打たせて取るピッチング、バックを信じて、チームとしては絶対優勝してセンバツに行きたいです」

エースは1年生ながら、球速140キロを超える伊波翔悟投手。172センチと上背はないものの、カットボールやスライダー、チェンジアップなどの多彩な球種と、切れのいいピッチングでコーナーを丁寧について、バッターを翻弄する。

一方、攻撃の主軸は先頭バッターの2年生、稲嶺裕介右翼手と1年生ながら、クリーンナップで4番に座る山城一樹一塁手の二人。稲嶺選手はチャンスを呼び込むバッティングに期待が集まり、山城選手は久米島相撲で鍛えた足腰から生まれる一発も魅力だ。

また、打順は確定していないとはいえ、素質十分の選手が顔を揃え、上位から下位まで切れ目がなく、どこからでも得点可能な頼もしい打線へと仕上がりを見せてきている。

さらに、決勝で見せたスクイズなど、バントを使った機動力野球も兼ね備え、パワーだけではない、そつのない野球も浦添商業の持ち味だ。

島袋克也主将「九州大会ではランナーが出たら確実に繋いで、送って。ランナー二塁からの勝負で、一本一本集中して、一人一人を返していきたいと思います」

神谷嘉宗監督「是非、ベスト4以上を目指して、センバツを目指したいと思います」

この大会でベスト4以上に残れば、来年春のセンバツ高校野球出場の当確ラインがともると言われているだけに、県代表2チームには頑張ってほしいです。