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県大会準決勝を勝ち抜いて、秋季九州大会の出場2枠に入ったのは、今年の甲子園を沸かせた八重山商工と浦添商業でした。そして、おととい沖縄大会決勝戦で両雄が激突。

試合は4回まで両チーム無得点。この均衡を破ったのは浦添商業でした。

5回、先頭バッター6番の漢那選手がサードの左を抜くレフト前へのヒットで塁に出ると、送りバントとパスボールでランナーは一気に3塁へ!このチャンスにすかさず8番バッター福里選手はスクイズ!浦添商業が1点をもぎ取ります。

一方、今大会終盤で追い上げるパターンの八重山商工はこれで目が覚めたか、6回にランナーを二人置いて、4番バッター下里選手が、ライト前への同点タイムリー!

さらに一人倒れて、2アウトから6番、キャプテン洲鎌朝太郎選手のあたりはショートのグラブの先をすり抜ける、レフト前への2点タイムリー!八重山商工が3対1と逆転に成功、主導権を奪い返します。

8回にも、洲鎌選手の連続タイムリーで追加点を挙げた八重山商工が5対2で浦添商業を振り切り、秋季大会初優勝を飾りました。

高校野球の九州地区大会は今月28日から福岡県で始まります。