2015年3月23日 18時40分

Q+スポーツ部 琉球コラソン これまでの道のり

こんにちはスポーツです!!日本ハンドバールリーグ琉球コラソンが、リーグ参入7年目にして初のプレーオフ進出を果たしました。チーム存続の危機を乗り越えてきたコラソンの歴史とともに振り返ります。

2008年、魂を意味するチーム・琉球コラソンが誕生しました。国内最高峰の日本ハンドボールリーグに加盟したコラソンは、他の企業チームと違い、昼間はそれぞれ別の仕事をしながら練習に励むリーグ唯一のクラブチーム。

リーグ参入2年目には、チームの顔だった田場裕也代表が離脱。代わって水野裕矢選手がゼネラルマネージャー兼任でチームを引き継ぐも、最初の数年は思うような結果を出せず、解散の危機もありました。

それでも、消えることのない魂の炎はファンの心を掴んでいきました。

この間チームを去っていく選手もあり、新たに加入する選手もいました。そして、優勝請負人として更に県出身の2人が加入します。

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東長濱入団のコメント「年齢的にも一番良い時期だと思っていますし、その時期に沖縄に貢献できたらなという思いで入団を決意しました」

誕生以来変わらぬ魂とコラソンの炎はファミリアにも支えられ一歩ずつ前進してきたチームが、ついにリーグ7年目にして夢の舞台、悲願のプレーオフ進出を決めました。

迎えた決戦の舞台。東京・駒沢体育館。

女性「初めてのちょうせんだと思いますので頑張ってほしいなと思っています。」

男性2人「でーじ嬉しいですね、すごい嬉しいです。コラソンちばりよー!」「絶対勝利だよ!We are Korason!」

試合前練習このプレーオフを誰よりも強い思いで迎えたのは、今季で引退を表明している水野裕矢選手。チーム結成の時、山梨県から弟でキャプテンの水野裕紀選手と沖縄に渡り、選手として、また代表としてここまで歩んできました。入団後2年目で突然組織全体の責任を背負うことになり、経営に関して素人だった裕矢選手に、その重圧は重くのしかかりました。資金難で、存続すらあやぶまれましたチーム。しかし彼は決して諦めませんでした。

水野裕紀選手「こいつがチームをまとめて運営していくなんてできるわけないって 最初は思っていました。本当に辛いこともありましたけど、コラソンの為にというか、もとは僕のハンドボールをする環境を整える為にやってきてくれたことなので、本当に一番感謝している人です。」

水野裕矢GM「あいつは僕の気持ちを一番理解してくれているし、怪我してコートに立てなくなった時も、あいつが頑張っているから自分は運営の方で頑張ろう思ったんで」

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苦楽を共にした家族・仲間、そして多くのファミリアが見つめる中、琉球コラソン初のプレーオフが幕を開けます!開始早々連続で得点を許すも、エース棚原良そして村山祐次が豪快にシュートを決め流れを作ります。更にGK内田武志も好セーブを見せます。

前半戦は、取られては取り返す!今シーズンここまでどのチームにも負けたことのない大崎電気相手に粘りの試合を見せるコラソン。会場には、元コラソンのメンバーも応援に駆けつけていました。

高田「コラソンに最初からいたメンバーとしてここに来るのも僕のけじめ。今のチームはこんなにも色んな方が応援に来てくれて愛されるチームだなと思います。」

ファミリアそして仲間の声援を背に、前半を15-13の2点ビハインドで折り返します。

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円陣「苦しくなったら仲間を見よう。そうしたら仲間が助けてくれるから。ミスったら早く戻ろう。その分仲間がもっと早く戻って待っていてくれるから仲間を最後まで信じようそうしたら必ず勝てるからっていう言葉をかけて。」

仲間を信じて迎えた後半戦。しかし、コラソンのミスに乗じて畳みかける大崎。

水野裕矢「正直地元離れて色々なものを我慢して誰よりも一緒にいたのがこのメンバーだと思いますし、この最高の仲間とこの最高の時間をなるべく長く過ごせるように」

試合間際はここまでチームを引っ張ってきた水野裕矢がコートに、しかし・・・・

史上初のプレーオフで健闘を見せたコラソン。会場からは温かい拍手が送られていました。

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水野裕矢「僕の選手生命、選手としての活動は今日で終わりですけど、ずっとがんばってきた仲間と同じ時間を共有できたのは本当に幸せな時間でした。」

水野裕紀(裕矢選手が引退する気持ち)「本当に頑張っている姿を、ずっと見てきたんで何とか日本一にして胴上げしてあげたかったんですけど、こらからも一緒にがんばっていこうなっていう風に言ったので、また来年もここに戻ってきて日本一を目指したいと思います」

日本一へはまだ道半ば、来季に向け、琉球コラソンは新たな魂に火を灯しました。

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