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2024年4月25日未明、宮古島で大規模な停電が発生し、市民生活に影響が出ました。沖縄電力によりますと停電は8時間半後に復旧しました。

沖縄電力によりますと、4月25日午前3時12分ごろから宮古島全域で停電していて一時、およそ2万5500戸が停電しました。

停電の影響で県立宮古病院では、一般外来が午後1時半まで休診となり、2024年4月25日予定されていた手術・検査は中止となっています。

宮古島市内の小中学校では、給食が用意できないとして授業を午前中で切り上げ、午後は休校し、県立高校の4校が午前中休校し、午後からは、特別支援学校を除き通常授業となりました。

島内のスーパーでは、サンエーやイオン琉球、Aコープ、かねひでが一時、営業を見合わせていましたが、現在は、すべての店舗が通常営業しています。

宮古空港や警察や消防は、自家発電が稼働し影響はありませんでした。

沖縄電力・横田哲副社長は「停電となりました地域の皆様、特に宮古島の皆様、大変なご不便とご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます」と述べ謝罪しました。

今回の停電について沖縄電力は、2024年4月25日午後5時から会見を開き謝罪するとともに今回の停電の経緯などを説明しました。

それによると午前3時12分に電力設備に不具合によって停電が発生。不具合が起きていたと思われる箇所の確認や停電の解消に向けた作業などを行っていましたが午前7時20分に再び停電が起きました。

このことで想定していた箇所とは別の箇所に不具合が発生したことがわかり、そこから解消に向けた作業を行ったということです。事故の詳しい原因は調査中だとして、再度、このようなとが起こらないよう点検などをしっかり行っていくとしています。