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開館3年目を迎えた県立博物館、美術館の移動展が29日から石垣市で行われています。この移動展は本島にある県立博物館美術館に足を運ぶ事ができない離島や遠隔地の県民に展示物を見てもらおうと開催しているものです。

石垣市での開催は旧県立博物館時代の昭和59年以来26年ぶりの開催です。会場の石垣市民会館には朝早くから多くの市民や子供たちが詰めかけていました。

今回展示されている資料は全長9メートル高さ4.8メートルの恐竜「サウロロフス」の骨格(複製)や港川人の復元模型画家、名渡山愛順の作品など279点です。

展示品の中にはイリオモテヤマネコやカンムリワシの剥製標本など八重山と関係の深い展示物もあり訪れた市民は熱心に見学していました。