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いつ起きるか分からない災害。いざという時に備えてもらおうと心強い商品が開発されました。それがこちらです。
見た目からも様々な機能を搭載しているのが分かりますが、1台で何役もこなす電源装置なのです。どんな機能を備えているのか?そしてなぜ沖縄で開発されたのか?取材しました。
ポータブル電源の開発・製造などを行うこちらの会社。2年以上かけて開発したのは助けを呼べる電源装置「ファイダ」です。
ボタンひとつで大音量のアラームが鳴る機能は、災害で取り残された時に周囲に自分の存在を知らせるために役立つということです。
福山田 閔祥凱代表取締役「1回軽く押すとこういった形で」「懐中電灯として使える」「緊急時に自分の居場所を知らせる時には」「少し長く押すと点滅し始める」
視覚支援 夜間の避難や停電時に役立つLEDライト。自分がいることを周囲に知らせる光でもあります。1回のフル充電でおよそ100時間使用することができます。
持続性 また、充電はソーラーパネルでも可能です。長時間の停電に見舞われても不便なく安心して使える持続性を兼ね備えています。
機動性 さらに重さは2.1キロと、子どもや女性でも片手で持てるほど軽く、かばんにも入るコンパクトな大きさで持ち運びにも便利です。
この商品は1台で何役もこなし、思いもよらない災害の時に「周囲に助けを呼べる電源装置」なのです。
福山田 閔祥凱代表取締役「スマホの充電とかパソコンとか」「最近の小さな扇風機とかUSBのほうが多いと思い」「急速充電USB3.0とType-Cも取り入れている」
アダプターを使った充電はおよそ8時間でフルに。家庭用コンセントから蓄電できます。フル状態で4~5人分のスマホを20回ほど充電できるほどの電力が蓄えられ、スマホだけなら数日間は使えるそうです。
存在を知らせることで命をつなぎ、孤独から身を守る電源装置。
那覇市医師会で防災対策担当理事を務める宮城淳医師は過去に沖縄を大型台風が襲った時、電源が足りず混乱した医療現場があったと振り返ります。
那覇市医師会 防災対策担当理事 宮城淳医師「(医療施設)479施設のうち停電したのは230施設(全体の)48%だった」「(停電が発生した場合)病院の場合は集中治療室」「それから緊急手術や分娩、透析、緊急でのカテーテル治療や内視鏡治療などが影響を受ける可能性が高い」「在宅(治療)で電源が必要な方にとっては(電源装置が)有効になると思う」
実は開発のきっかけも過去に沖縄で発生した大型台風でした。
福山田 閔祥凱代表取締役「台風が多くて停電も多発する沖縄のために」「このような災害時の防災バッテリーを開発できればと思った」
「災害は避けられなくても孤立は防げるかもしれない」
沖縄の自然災害をきっかけに開発されたこの電源装置には、いつでも安心して過ごしてほしいという開発者の強い思いが込められています。
災害時に力を発揮してくれる商品ですが、実は普段から活用されています。コンサートやイベントを手がける会社ではこんな使い方をしているのです。
PMエージェンシー城間さん「非常時災害の際の電源確保」「機材を導入しようと考えた」「災害のない平常時には福州園でライブをやる時などに」「機材の電源として使用している」
さらに。
「命を守るための電源装置」自治体や企業も導入を始めている家庭用への販売も始めていて、電気安全法基準も満たしている。
県内だけでなく全国展開も視野に入れていおり、離島や山間部では「集落孤立」が課題に「電源+生存発信」という新しい価値も提供
災害防止研究所が2019年に創設した「第5回防災グッズ大賞」優秀賞。いざという時に命を守ってくれる電源装置、この商品はホームセンターでも取り扱っています。興味のある方はお問い合わせください。
