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県は、維持管理や利便性の向上を目的に那覇市の奥武山公園内にある4つの体育施設にネーミングライツを導入します。
県によりますと、奥武山公園の体育施設は維持管理費用がかさむ一方で利用料の収入では賄えず、現状県が管理団体に支払う委託料で補っていて、前年度の費用は2億3000万円あまりかかったということです。
今回、県は公園内の武道館やテニス場、弓道場と水泳プールを一括してネーミングライツの導入を決め、希望最低金額を500万円に設定し、2025年12月15日まで募集、12月22日に開催する選定委員会でパートナー企業を決めます。
権利を得たパートナー企業には、施設内で企業PRや商品展示などの特典が付与されるということです。
担当者は、奥武山公園は幹線道路やゆいレールの沿線に面し、多くの県民が訪れる場所なので立地的にも恵まれて、施設の屋根や側面に看板などを設置することで高いPR効果が得られるとアピールしています。
県は「新たな歳入で施設の質や利便性を高め、利用者に持続的な環境を提供したい」と話しています。
