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2024年12月、沖縄市内の住宅で出産したばかりの赤ちゃんを殺害したとされる母親の裁判員裁判が開かれ、女は起訴内容を認めました。
殺人の罪に問われているのは、沖縄市の無職・嘉陽菜奈美被告(31)です。
起訴状などによりますと嘉陽被告は、2024年12月24日、沖縄市内の自宅敷地内で出産したばかりの赤ちゃんを胸に押し付けて殺害したとされています。2025年11月10日に那覇地裁で開かれた初公判で、嘉陽被告は「間違いないです」と起訴内容を認めました。
この裁判の争点は量刑で、検察は「確定的な殺意に基づく危険性の高い犯行」と主張。犯行後に姉や友人にうそのメッセージを送り発覚を免れようとしたと指摘しました。
一方、弁護側は、被告が自首していることや、被告の母親や交際相手が今後の指導を約束していることなどを明らかにしました。
この裁判は、11月11日も開かれ、被告人質問などが予定されています。
