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夏の甲子園で初の全国制覇を果たし、県民に希望と活力を与えたとして10月14日、沖縄尚学高校野球部に県民栄誉賞が贈られました。
県勢として15年ぶりに夏の甲子園を制した沖縄尚学高校野球部。県民栄誉賞を受賞するのは、春のセンバツで初優勝を果たした1999年以来2回目です。
10月14日、県庁で開かれた表彰式には、比嘉公也監督をはじめ主将としてチームをけん引した眞喜志拓斗さんや末吉良丞投手など沖尚ナインが出席。
玉城知事は「戦後80年の節目に優勝を成し遂げたことは、多くの県民に大きな感動をもたらし、未来を担う子どもたちにも夢と希望になるもの」と功績を称え、賞状と記念品を贈りました。
沖縄尚学眞喜志拓斗さん「戦後80年という節目の年に私たち沖縄尚学野球部は甲子園大会に出場し、沖縄尚学高校初の甲子園優勝を成し遂げることができました」「これからも未来の沖縄のスポーツの発展と、子どもたちに勇気と希望を与えられるように努力し続けます。本日はありがとうございました」
沖縄尚学高校野球部を率いる比嘉公也監督には県スポーツ指導者特別賞が、また甲子園で長年にわたり沖縄代表校を応援してきた、兵庫県の尼崎市立尼崎高校吹奏楽部を指揮する伊良部島出身の羽地靖隆さんには感謝状が贈られました。
県民栄誉賞はこれまで歌手の安室奈美恵さんや、アメリカ・メジャーリーグ、ロサンゼルス・ドジャースのデーブ・ロバーツ監督など、個人9人と2団体に贈られています。