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スポーツは、戸田アナウンサーです。

戸田アナウンサー「お伝えします。はじめは野球の話題です。沖縄を舞台に連日熱戦が繰り広げられていたU18野球ワールドカップ」

日本代表は、きのう大会連覇をかけてアメリカとの決勝戦に臨みました。世界一を争う大事な一戦に先発を任せられたのは、沖縄尚学の末吉でした。

U18野球ワールドカップ・2連覇をかけた決戦 沖尚・末吉が先発

12の国と地域が参加して世界一を争う、ラグザス presents WBSC U-18 野球ワールドカップ。ここまで8戦全勝で勝ち上がった日本は、大会連覇をかけて、強敵・アメリカとの決勝戦に臨みました。

1万7000人に近い観客が見つめる中、大事な一戦に先発したのは夏の甲子園優勝校、沖縄尚学の末吉良丞。末吉は立ちあがり、フォワボールとヒットでランナー2人を背負いますがアメリカ代表5番ブリックをライトフライに打ち取ります。

その裏日本は、2アウト2塁と先制のチャンスで4番キャプテンの阿部。アメリカの先発、ポースウィックに三振に抑えられます。2回・3回と強打のアメリカ打線を抑えた末吉でしたが、4回、1アウトからヒット2本などでランナー1・3塁のピンチをむかえると8番ジャクソン。ファーストへのタイムリー内野安打を打たれアメリカに先制を許します。

U18野球ワールドカップ・2連覇をかけた決戦 沖尚・末吉が先発

ここで日本は、末吉に変わり、世代No.1ピッチャー 健大高崎の石垣がマウンドへ、後続を打ち取りこの回を最少失点で切り抜けます。

反撃したい日本でしたが、メジャーリーグも注目するポースウィックの198cmの長身から繰り出される150km台の速球を前にチャンスを作る事ができず、5回にも相手に追加点を許した日本代表、7回裏スタンドから「ニッポンコール」で選手を声援を送りましたが、最後までポースウィックを攻略できず、2-0で日本は破れ、連覇達成とはなりませんでした。

U18野球ワールドカップ・2連覇をかけた決戦 沖尚・末吉が先発

日本は、大会連覇とはなりませんでした。沖縄尚学の末吉選手、沖縄県大会から甲子園優勝、そしてワールドカップと誰よりも長い夏になりました。その間にも、沖尚をはじめ、他のチームは新体制で始動してます。そして今週土曜日からは県の秋季大会が始まり、九州大会・春の選抜へと続いていきます。

熱が高まる沖縄の高校野球、今後の活躍にも注目です。

U18野球ワールドカップ・2連覇をかけた決戦 沖尚・末吉が先発