バスケットの話題です。10月4日に始まるBリーグ。昨シーズンは惜しくもリーグ準優勝だった琉球ゴールデンキングスですが、今シーズンはリーグ優勝はもちろん、天皇杯や東アジアスーパーリーグと、三冠を狙っています。戦う準備は、着々と進んでいます。
メディアに向けた公開練習では、アメリカカップで代表に選ばれているジャック・クーリー以外の全員が揃って練習を行いました。
今年のキングスは昨シーズン、長崎ヴェルカ所属で期限付移籍として川崎ブレイブサンダースでプレーしていた小針幸也（こばり・こうや）選手と、ファイティングイーグルス名古屋所属で日本代表としても活躍していた佐土原 遼（さどはら・りょう）選手が新メンバーとして加入し、更にパワーアップ。
小針選手は、神奈川県出身の26歳。身長は172cmながら、スピードが最大限の武器で相手ディフェンスの隙を突いて、鋭く切り込むドライブが特徴。テンポよく、ゲームを展開するのが魅力の選手で、試合の流れを変えるキーマンとして期待されています。
小針選手「僕も、そろそろ若手から抜けて中堅になってくる年なので、そういった部分で、スキルアップだったり人間としてのレベルアップもしたいなと思ったのでレベルアップできる最善の場所が琉球だったのでそれが決め手です。平良彰吾さんと組んだ時にどれだけ試合のリズムが変えられるかとか、岸本さんと組んだ時にどれだけ僕がアタックして隆一さんにスリーを打たせられるかだったり、すごいいろんなバリエーションが考えただけでもあるのでそれがすごい楽しみです」
そして、もうひとりの新メンバー佐土原選手も神奈川県出身の25歳。192cmの長身を生かし、昨シーズンでは平均１２.８得点を記録。今年行われたアジアカップ予選では日本代表入りするなどマッチアップにも強い選手で、キングスでの活躍は間違いなしと言われています。
佐土原選手「プレースタイルも個人的にはすごく泥臭く粘り強いディフェンスだったりとかハッスルすることで、チームが盛り上がって、そういうチームでありたいというチームの方針が、チームにフィットするんじゃないかなというところでこのチームを選びました。いろんなことにチャレンジしながら頑張っていきたいと思うので、この２試合キングスのユニフォームを着てプレーするので楽しみに観に来てくれたら嬉しいなと思います」
昨シーズン後半、ケガのため出場が叶わなかった岸本隆一（きしもと・りゅういち）選手も、メンバーと同じ練習メニューをこなし、コンディションの良さをアピール。また、昨シーズン新人賞を受賞しウィリアム・ジョーンズカップの日本代表チームに選出された脇真大（わき・まさひろ）選手も、強い存在感を放っています。
脇真大選手「何も考えずにしっかりチームに必要とされていることをこなすだけだと思うので、そこを集中してやっていきたいと思います」
小野寺選手「新しい選手も２人加わった中でしっかりチームとしてもコミュニケーションとれてますし、だんだん強度の高い練習ができているのでとてもいい雰囲気で練習ができてるなというのを感じています」
平良省吾選手「今シーズンも全力でプレーするので応援よろしくお願いします！」
キングスは、今月４日から行われる「アイランドゲームス2025」で、韓国リーグ王者の「昌原（チャンウォン）LGセイカーズ」とホームで対戦。23日からは、今年新たにB1昇格を果たした「アルティーリ千葉」と対戦します。
今シーズンの初試合、ぜひキングスを応援しましょう！
