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8月20日、うるま市にあるアメリカ軍の港湾施設「ホワイトビーチ」の沖合にいたアメリカ軍の艦船で火災がありました。海軍の兵士2人が軽いケガをしたということです。
中城海上保安部などによりますと、8月20日午後5時ごろうるま市勝連のアメリカ軍の港湾施設「ホワイトビーチ」沖合で、「アメリカ艦船で火災が発生し乗組員が消火活動中」と軍から第11管区海上保安本部に連絡がありました。火災が発生した艦船は、全長約208メートル幅・32メートル総トン数約2万4000トンのアメリカ海軍の揚陸艦「USSニューオーリンズ」です。
県などによりますと、この火災により海軍の兵士2人が軽いケガをしたということです。また、軍から沖縄防衛局に「午前4時に火災の鎮火が確認された」と連絡があり、中城海上保安部によりますと、現在は「出火原因などの調査を実施中」と軍から回答があったということです。
この火災を受け、8月21日の定例会見に出席した玉城知事は次のように述べました。
玉城知事「今回の火災について現在までのところ油の流出については確認されておりませんが、艦船には弾薬が搭載されているという情報もあり、県民に大きな不安を与えるものであり、一歩間違えれば住民を巻き込む大惨事につながりかねず大変遺憾であります」
県は今後、沖縄防衛局から詳細な情報収集を行い、安全管理の徹底と実効性のある再発防止策を求めていく方針です。