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琉球エアーコミューターは、機体の整備後に記録する書類を作成していなかったとして、国土交通省から厳重注意をうけました。
琉球エアーコミューターによりますと、去年11月、与論空港行きの便が離陸後に前脚を格納することができず、那覇空港へ引き返すトラブルが発生しました。
その詳細を国土交通省大阪航空局に報告したところ、整備内容をまとめた書類を提出するよう指示されましたが、事案に該当する整備記録を作成していなかったということです。また、整備作業を行う際、メンテナンスマニュアルを参照せずに実施した事案など、これまでに複数の問題があったとのことです。
山田賢哉代表取締役社長は「『安全運航は事業基盤』これを改めて認識したうえで再発防止に全力を尽くしてまいります」とコメントしました。
この事案をうけ、国土交通省大阪航空局は20日付けで厳重注意を行い、琉球エアーコミューターは再発防止策などをまとめた報告書を来月11日までに提出するということです。