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沖縄戦最後の激戦地となった糸満市から平和宣言です。

糸満市議会は2025年6月20日の定例会本会議で恒久平和への願いを込めた「平和宣言」を全会一致で決議しました。

糸満市議 金城幸盛議員「戦争の残酷さと悲惨さを経験した私たち糸満の地から、全ての命が等しく貴いという揺るぎない「命どぅ宝」の精神と、平和を希求する沖縄の「平和の心」を世界へ未来へと伝え続けます」

糸満市議会では6月20日、戦後80年の節目に恒久平和への願いと決意を込め「平和宣言」が提案され、全会一致で決議されました。

宣言では、沖縄戦の悲惨な記憶を風化させないことや、分断ではなく対話と共生を大切にするまちづくりに取り組むことなど3つの項目が盛り込まれています。

市議会は、戦後70年の節目にも平和宣言を決議していますが、今回はさらに踏み込み沖縄戦の実相と教訓を広く発信し国内外に伝えていくことも掲げられています。