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沖縄戦の激戦地本島南部の土砂を辺野古新基地の埋め立てに使用する事に抗議して遺骨収集ボランティアの男性が県庁前でハンガーストライキに入っています。

具志堅隆松さん「戦没者の遺骨を家族に返すどころか、海に捨てようとしているこれが厚生労働省の政策と防衛省の政策が全く反対のことを沖縄で同時にやろうとしている」

県庁前の広場でハンガーストライキを始めたのは遺骨収集ボランティアの具志堅隆松さんです。

具志堅さんは、「政府が本島南部の土砂使用の計画を撤回しないのは、戦没者遺族への冒涜だ」と話しています。

今年に入って本島南部の糸満市で日本兵とみられる全身遺骨が発見されたことにも触れ「石破総理は、土砂調達の計画を撤回することを表明して戦没者追悼式に参加すること」と述べました。

具志堅さんは、医療サポートを受けながら塩と水だけで過ごし22日までは県庁前で、慰霊の日には平和祈念公園に場所を移し抗議の意思を示すということです。