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「慰霊の日」に、沖縄全戦没者追悼式で平和の詩を朗読する児童が、「ひとりでも多くの人に伝わるように」と思いを語りました。

城間一歩輝さんは「(祖母は)ぼくに(戦争についての)歌を聞かせ、当時のつらい思いを話してくれたので、ぼくが伝えていかなければならないと思った」

2025年の「平和の詩」は、伊良波小学校6年生の城間一歩輝さんの「おばあちゃんの歌」です。

城間さんは、祖母を通して知った80年前の戦争の心と体の傷について記していて繋いでくれた命を大切にし人の命を奪う戦争を起こさないように伝え続けるという決意が込められています。

特に同世代に聞いてほしいと、毎日朗読の練習に励んでいます。

城間一歩輝さんは「おばあちゃんはぼくたちが私のように戦争で苦しんでほしくない、平和な世の中になってほしいという願いがあるのでこの気持ちがひとりでも多くの人に伝わるようにゆっくりと思いを込めて朗読したいです」と話しています。

平和の詩は沖縄全戦没者追悼式で城間さん自身が朗読します。