半世紀で5000万人以上を魅了しています。
沖縄美ら海水族館で飼育されている、ミナミバンドウイルカの「オキちゃん」と「ムク」の飼育50周年を祝う記念式典が開かれました。
1975年に開催された沖縄海洋博覧会で水族館のシンボルとして活躍し、その後も飼育されている「オキちゃん」と「ムク」。
半世紀にわたって多くの人に笑顔を届けショーへの観客動員数は、5000万人を超えます。飼育50年を祝う記念式典では、沖縄美ら島財団の湧川盛順理事長が「オキちゃんは、世界最高の飼育記録を更新中です。これからもスタッフ一同万全な体制で飼育に取り組んでいきます」と述べました。
出席した玉城知事からは「オキちゃん」へ「沖縄観光特別賞」の贈呈とショーで使用するバスケットボールをプレゼント!また、本部町からは「ムク」へ「観光アンバサダー」の称号と特別住民票が贈られました。
そして、オキちゃんの仲間と地元のエイサー団体がコラボした特別ショーでは、太鼓のリズムに合わせてダイナミックなジャンプが披露されると会場からは、大きな拍手が贈られました。
見に来た子どもは、「楽しかった」と話しました。見に来た母は「(オキちゃんが)歴代で変わったりしているのかなって思ってて、こんな長生きしているんだなってびっくりしました。」と話し、見に来たおばあさんは、「毎年来てる。ゴールデンウィークになったらオキちゃんショーを観に来るのが楽しみでいいですよね」と話しました。
東京から式典に合わせてきたオキちゃんたちの大ファンの人は「1975年の海洋博のときに小学生の時に来た時にオキちゃんとあったんですけど、それから沖縄に時々遊びにくるときは、オキちゃんに会いにきて笑顔になれるし勇気をもらうし励ましてもらう、凄く感激しました!ファンとしてはほんとにうれしい」と話しました。
また、50年前にオキちゃんを命名した当時、小学生だった女性が登壇、記念品が贈られ式典に華を添えました。