著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
きのう石垣市議会が市長の不信任を決議をしたことを受け、中山市長はきょう午前報道陣の取材に応え議会を解散しない意向で事実上、辞職する考えを示しました。
市議会はきのう、市長が国民健康保険事業の特別会計補正予算を巡って決裁日を偽って議会に提出していたことが分かったとし、中山市長への不信任決議案を賛成多数で可決しました。
中山石垣市長はメディアへの対応で「基本的に事務方のミス。議案の提案の仕方で、それに対する不信任。議会の解散は筋が通らない。解散は選択肢に入っていない」と語りました。
不信任決議を受けた場合、市長が10日以内に議会を解散しなければ自動的に失職することになるため、事実上辞任する意向を示したことになります。
中山市長は不信任決議に「真摯に受け止め猛省する」と述べた一方、今後の対応については「何らかの判断をした時点で会見を開く」として明言を避けました。
一方玉城知事はきょうの会見で「住民がどのような考えを示すか注視したい」と述べました。