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首里城正殿の復元工事が完了し2026年11月23日に供用開始が決まったことを受けて、玉城知事は2026年6月8日に、完成記念事業の詳細を発表しました。

2022年から行われてきた正殿の復元工事について政府は2026年11月22日に完成式典を行い、11月23日に供用開始すると発表しています。

玉城知事は「いよいよ首里城が完成したくさんの方々の笑顔と喜びにつながる。そういう新しい首里城となるだろうと期待していただきたいと思う」と述べました。

玉城知事は2026年6月8日に会見を開き、首里城正殿の一般公開と完成記念事業の詳細を公表しました。そのなかで県と那覇市などが連携して多言語対応のホームページを開設したほか、プロモーションとして県内外でキャラバンを開催する予定だということです。

玉城知事は海外向けのPRについて、沖縄への訪問を念頭に「感動のストーリーと文化のすばらしさを紹介できるとアピールしたい」と強調しました。

【アナウンサー解説】

再建中の首里城正殿の供用についてお伝えしましたが、ここで改めて首里城復元の歩みを振り返ります。

首里城供用開始で知事会見「完成でたくさんの方々の笑顔と喜びにつながる」HPなどで情報発信

まずはこちら、戦前の首里城正殿です。ただ、この王国時代の首里城は沖縄戦で地下に日本軍の司令部が置かれたことから、アメリカ軍の標的となり徹底的に破壊されました。

戦後、その跡地にはしばらく琉球大学が置かれていましたが「首里城を復元してほしい」という県民の声が高まり、1989年から本格的な工事が始まりました。

そして1992年、沖縄の本土復帰20年の節目の年に正殿が完成します。ただ、その時点で復元工事が終わったわけではありませんでした。あまり知られていないかもしれませんが、その後も周辺の施設の整備は続けられ、復元工事そのものが完了したのは2019年2月のことでした。

つまり、30年以上かけてやっと王国時代の姿が取り戻されたということですね。

首里城供用開始で知事会見「完成でたくさんの方々の笑顔と喜びにつながる」HPなどで情報発信

ところが、復元完了からわずか9か月後の10月31日未明。火災で正殿をはじめ9つの施設が焼失します。ようやく復元が終えた矢先の出来事だったんですね。

その後の流れはご存じのとおりです、国と県が連携して首里城再建を進めることが決まり、2022年11月には「正殿」本体の工事が始まりました。

今回の復元では工事の過程を公開する「見せる復興」や、若い職人の育成・伝統技術の継承も大きなテーマでした。

首里城供用開始で知事会見「完成でたくさんの方々の笑顔と喜びにつながる」HPなどで情報発信

そして国は今月2日に、11月22日に正殿復元の完成式、その翌日の23日からは一般公開すると発表しました。ただ、復元はここで終わりではありません。火災で焼失した北殿や南殿など、残る建物群の復元もこれからです。

つまり正殿の公開は大きな節目ではありますが、首里城全体の復興はまだ続いていくということなんですね。

そうなんです。それでも正殿が私たちのもとに帰ってくるのは大きな一歩です。お披露目の日が今から、待ち遠しいですね!