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アメリカ軍は、12月12日、嘉手納基地上空でパラシュート降下訓練を行うことを明らかにしました。

アメリカ軍が発表した航空情報によると12日午後0時半から午後4時にかけて嘉手納基地上空でパラシュート降下訓練を行うということです。

軍は12月9日までに、12月10日夕方から訓練すると情報を出していましたが、その内容を削除し中止していました。

沖縄の基地負担軽減を日米が定めたSACO最終報告で降下訓練は原則として伊江島で行うことになっていますが、軍は2023年から伊江島の滑走路改修を理由に嘉手納基地で訓練を繰り返しています。

県は、12月11日午後、沖縄防衛局を通して軍に降下訓練を実施しないよう強く要請し、12月15日に使用再開の式典が予定されている伊江島補助飛行場での訓練実施を前倒しすべきだと指摘しています。