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県内ホテル大手「かりゆし」は、一度売却していた2つのホテルを買い戻して、コロナ禍からの脱却をアピールしました。

「かりゆし」は、新型コロナの感染拡大で集客が大きく落ち込んだ2021年に県内企業などから支援を受けながら那覇市にある2つのホテルを45億円で売却、経営の立て直しを図り、将来的にホテルを買い戻す計画を立てていました。

売却後も、「かりゆし」がテナントとして運営を続けていて、4年間で稼働率が改善したほか、平均客室単価を上昇させるなど経営環境を回復して今回、2つのホテルを買い戻しました。

経営面で苦境に立たされた「かりゆし」の安定化を図るために地元企業の出資をもとに新たな会社を立ち上げて後押しする手法は、「セパレートアカウント」と呼ばれ、県内では、初めての試みだったということです。