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働き盛り世代の健康課題として注目されている「男性の更年期」をテーマとしたセミナーが那覇市で行われました。このセミナーは「男性更年期」の正しい知識やセルフケアの方法などを伝えようと、沖縄セルラー電話が県内企業で初めて開催しました。

中高年男性に起こる更年期障害は、加齢やストレスによる性ホルモンの低下などが原因とされていて、症状に気づきにくいのが特徴です。

講演で琉球大学医学部泌尿器科専門医の秋元隆宏さんは「20代を境に年に1%から2%ずつ男性ホルモンは減少していき、肥満や不眠などの身体的・精神的症状などを引き起こす」と話し、睡眠や運動、食事などで生活習慣を見直すことが大切だと述べました。

また、セミナーでは17項目の質問に答え、症状の程度を判定するAMSスコアでのセルフチェックを行ったり、ハーフスクワットの方法を実践形式で指導していました。沖縄セルラー電話では、今後も県内企業や関係機関と連携しながら健康経営を進めていきたいとしています。