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はじめは6月の家計調査です。物価高の影響が家計調査にも表れています。県統計課がまとめた6月の家計調査によりますと二人以上の世帯の消費支出は、1世帯あたり22万2554円で、前の年の同じ月と比べて実質で7.3%の減少となりました。全国平均をおよそ7万2000円下回っています。
費目別にみますと「交通・通信」「光熱・水道」「保健医療」などでは支出が増加した一方で「住居」「家具・家事用品」「教育」「食料」などで減少がみられ全体を押し下げる結果となりました。
また、勤労者世帯の消費支出は24万7910円で、実質11.9%の大幅な減少、3か月ぶりのマイナスとなっています。実収入は66万4644円で、名目では増加したものの、物価の影響で実質では0.3%の減少に転じました。
一方、エンゲル係数は二人以上の世帯で33.5%となり、前年より上昇しました。物価高の影響を受け食料費の負担が重くなっていることがうかがえます。