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外国人女性を名乗り「ふたりでいるためにお金の稼ぎ方を教える」と投資名目で現金を振り込ませる詐欺事件が発生し、県内の20代の男性が430万円をだまし取られました。

警察によりますと先月下旬から今月9日にかけて、県内の20代の男性がティックトックで知り合った面識のない外国人女性を名乗る犯人から、ホテルの予約仲介の手数料で利益を得る副業という嘘の投資話を持ち掛けられ、現金430万円をだまし取られました。

犯人は男性をラインに誘導してメッセージでやり取りを重ね、交際関係になったと思わせたうえで「あなたは私の彼氏だから、ふたりでもっといられるようにお金の稼ぎ方を教えたい」と投資話を持ち掛けました。指定された口座に現金を振り込むと、はじめは発生した利益分が返ってきたため、信用してしまったということです。その後、利益が送られてこなくなり、振り込んだ現金も戻ってこないことから、男性が警察に相談してSNS型ロマンス詐欺だと発覚しました。

県警はSNSを通じて知り合った相手からお金や投資、副業の話が出たら必ず詐欺を疑い、振り込みや送金の前に家族・友人・警察に相談するよう注意を呼びかけています。