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6月18日、石垣市議会が市長の不信任案を決議をしたことを受け、6月19日、中山市長は議会を解散しない方針を示しました。中山市長は辞職することになり、選挙に突入する見通しとなりました。
市議会は6月18日、市長が国民健康保険事業の特別会計補正予算を巡って、決裁日を偽って議会に提出していたことが分かったとし、中山市長への不信任決議案を賛成多数で可決しました。
中山義隆石垣市長「基本的に事務方のミス。議案の提案の仕方で、それに対する不信任。議会の解散は筋が通らない。解散は選択肢に入っていない」
不信任決議を受けた場合、市長は10日以内に議会を解散しない場合、自動的に失職することになります。自動失職の前に、自ら辞任する選択肢もありますが、いずれにしても中山市長が辞任し市長選に突入する見込みとなりました。
石垣市民「長く市長をしているから」「自分が頂点に立っているという意識が強いんじゃないの」
石垣市民「潔く失職に値する行動をとってほしい」「長期政権が大きな弊害。そこに言えると思います」
石垣市民「一生懸命やっていただいてた。個人的には、このまま継続して頑張ってほしかったがまだわからない」
中山市長は6月19日、報道陣に出直し選挙に出馬するか問われましたが、明言しませんでした。
一方、市議会の野党会派などは市長選での候補者の人選を急ぐ考えを示しています。
関係者によりますと中山市長は、出直し選挙の当選時の任期が長くなる自動失職を選ぶ公算が大きいとみられます。