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先週亡くなった前嘉手納町長の宮城篤実さんの告別式が、16日嘉手納町で営まれ多くの参列者が、別れを惜しみました。
1936年生まれ嘉手納出身の宮城篤実さんは、アメリカ軍基地が町の面積8割以上を占める嘉手納町で1991年から5期20年、町長を努めました。宮城さんは在任中嘉手納基地を抱える沖縄市・北谷町とともに「嘉手納飛行場に関する三市町の連絡協議会」を立上げ基地問題の対応に奔走しました。
16日、嘉手納町の葬祭場で執り行われた告別式には、生前、交流のあった関係者が参列しました。
嘉手納町當山宏町長は「泰然自若という言葉を好まれていました、やっぱりその通りの懐の深い、そして度量の広い方でした。本当に物事に動じない偉大な政治家であったというふうに今振り返ると感じているところです」と述べ、新川秀清・元沖縄市長は「沖縄のために嘉手納のために尽くされた方だったなと言う思いでいっぱいであります」と話し、伊波洋一・元宜野湾市長は「篤実町長がやってきたのは中部はまとめていくという流れ。それはこれからますます大事だと思う」と話していました。
参列した人たちは、多くの足跡を残した宮城さんとの別れを惜しんでいました。