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きょう5月15日は、沖縄が本土復帰をして53年になります。復帰の際、沖縄の人々が願った基地のない平和な島には遠い現状があります。
多くの命が奪われた沖縄戦を経験し、戦後27年間、アメリカの統治下にあった沖縄は、53年前の5月15日、基地のない平和な島を求め本土復帰を果たしました。
しかし、現在も日本にあるアメリカ軍施設のおよそ7割が集中、軍関係者による事件事故は後をたちません。また、辺野古新基地建設を強行する政府との対峙は長期に及びます。
経済面では復帰後、さまざまな振興策が実施され社会資本の整備や観光産業などの進展が見られる一方、県民所得の低さや子どもの貧困問題など課題が山積しています。
そして、近年、安全保障問題について懸念する声が強まるなか、玉城知事は復帰の日に合わせて「平和の樹立があってこそ安定的な経済活動の推進に繋がる」とコメントを発表しています。