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有事の際、自衛隊などが使用すること前提に施設を整備する「特定利用空港・港湾」に、県内では、石垣港と那覇空港を政府が指定する方針を固めたことが分かりました。

「特定利用空港・港湾」は、政府の防衛力強化の一環として、整備するもので有事が発生した際に、自衛隊などが使用することを前提としています。

空港では戦闘機の使用を想定した滑走路の延長や駐機場の整備、港では、大型艦船の接岸に備えた岸壁の整備などを想定しています。

政府関係者によりますと、2025年度に全国で16の空港・港湾が指定される方針で、県内では、那覇空港と石垣港の2カ所が指定される見通しです。

県内では、与那国島の施設など全国最多の12カ所が候補となっていましたが、施設を管理する県が同意せず、大半の指定を見送ったものとみられます。

政府は今後も、県内の指定施設を増やすため、県への理解を求める考えです。