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まずは万が一に備えたライフラインの確保。災害で停電などが起こった際に復旧が迅速に進むよう、協定締結です。

第十一管区海上保安本部と沖縄電力との間で台風や地震といった災害発生時に停電が起こった際、迅速に電力を復旧するために協定が締結されました。

海保は道路が寸断されて孤立した集落や離島に巡視船や航空機で機材と人員を運んで、沖縄電力がより速く復旧作業に取り組めるようサポートします。

これに先だって去年8月には台風で停電した渡嘉敷島に海保のヘリが復旧作業員を運んでいて、この協定でさらなる連携強化を目指しています。

第十一管区海上保安本部島谷邦博本部長は「電気がつく、すなわち明かりがつくというのは被災者にとって心の大きな糧となると私は考えていますそれぞれの組織の強みを大いに活かして県民のみなさまの安全安心に尽くしていく所存です」と語りました。

海保と沖縄電力は今後、定期的に合同訓練を実施して災害に備えます。