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離島での作戦を想定し、各地で実施している自衛隊とアメリカ軍の共同訓練が、県内のアメリカ軍基地でも本格化しています。

九州・沖縄各地で行われている「アイアン・フィスト24」は17日までの予定で、県内でも北部訓練場やキャンプ・ハンセンで自衛隊とアメリカ軍の訓練が行われています。

金武町のブルービーチ訓練場では自衛隊とアメリカ軍の揚陸艇が次々と浜に乗り上げ、洋上の艦艇から車両などを陸揚げしていました。

訓練に参加しているいわゆる日本版海兵隊の陸上自衛隊の水陸機動団や、沖縄に駐留するアメリカ海兵隊の幹部が会見を開き、訓練の意義を強調しました。

陸上自衛隊水陸機動団 北島一団長「国を確実に守り抜く防衛力をもって、日本を攻めてもその目標は達成できない日本を侵略してもそれは失敗に終わる、そう思わせることが必要」

会見で中国を念頭にした演習か問われ、「特定の国を念頭に置いていない」とした一方で、中国の軍事ライン「第一列島線」と重なる九州・沖縄で、日米が訓練を行った意義を強調しました。